スキンケア外来とは

あかちゃんや子どもの肌はとても薄く、水分が蒸発しやすいのが特徴です。
角質層の厚みは大人のおよそ半分ほどで、外からの刺激を受けやすく、乾燥もしやすいです。
特に、乳幼児期から小学校にあがるくらいまでは、肌のバリア機能がまだ十分に育っていません。
この時期に肌荒れを繰り返すと、細菌やダニ、食物など(アレルゲン)が皮膚の中にはいりやすくなってしまい、アレルギーを起こしやすくなってしまいます。
しかし「洗いすぎはよくない?」「どのくらいの量を塗ればいいの?」など、日々のケアで迷う場面は少なくありません。
当院のスキンケア外来では、診察・処方だけでなく、専門施設で研修をうけた看護師が洗い方・保湿剤の塗り方・衣類や環境の整え方まで、毎日おうちでできるケアの方法をていねいにお伝えしています。
皮膚が薄くて刺激を受けやすい分、ていねいにケアすることで、ぐぐっと状態がよくなるのも子どもの肌の特徴です。「悪くなってから来る場所」ではなく、「悪くならないために来る場所」として、かかりつけ医として継続的にサポートします。

スタッフがお子さんの肌を見ながら、保湿剤の塗り方をていねいにご説明しています。
院長からのひとことお子さんの肌トラブルで受診されるご家族から、こんな相談をよくいただきます。
「お薬を塗ってるんですけど、なかなかよくならなくて…」
「どんなふうにケアしたらいいか、実はよくわからなくって…」
当院では、薬の処方だけでなく、薬を使う前の、毎日のスキンケアそのものをていねいにお伝えしています。
そうすることで、お子さんの肌はぐっと変わります。
お子さんのお肌の状態が気になっている方は、ぜひ、ご相談ください。
こんなお子さん・ご家族に
おすすめです
- 赤ちゃんのころから湿疹やかさつきが続いている
- アトピー性皮膚炎と言われたが、ケアの仕方がよくわからない
- ステロイドを使うことに不安があり、なかなか続けられない
- お薬をもらっているが、なかなかよくならない
当院のスキンケア外来の特徴
POINT1洗い方・塗り方まで、
いっしょに確認します
保湿剤やステロイドの効果は、塗り方によって大きく変わります。
「たっぷり塗る」「こすらず洗う」など、文章で読んでも実感しにくいことを、見てわかりやすくお伝えします。毎日のケアに自信が持てるようサポートします。

「こんなふうに塗るといいですよ」
──実際に見て確認できるので、帰ってからもすぐ実践できます。」
POINT2小児科として、
トータルにみます
風邪などで来院したついでに、「最近肌の調子が気になってて」とお気軽にご相談ください。
季節や湿度、アレルギーによるものなど、お子さんの状態をトータルに見てケアします。

POINT3予防の視点で、
肌を守ります
アトピー性皮膚炎の発症リスクは、乳児期からの保湿ケアで下げられることがわかっています。
症状が出てから治すのではなく、バリア機能が未熟なうちからやさしいスキンケアを習慣づけることをお勧めしています。

POINT4ステロイドへの不安も、
ていねいに話し合います
「なるべく使いたくない」というお気持ちは、よくわかります。
当院では使う・使わないを押しつけるのではなく、なぜ必要なのか、どのくらいの期間使うのかを丁寧に説明し、ご家族が納得して続けられる治療を一緒に考えます。

水いぼのご相談も
受け付けています

水いぼ(伝染性軟属腫)は、お子さんによく見られるウイルス性の皮膚疾患です。
一般的な治療法である「ピンセットでとる」方法は、かなり痛みを伴うためお子さんが怖がることも少なくありません。
当院では、痛みのない治療の選択肢として漢方薬(ヨクイニン)の内服をご提案しています。時間はかかりますが、お子さんへの負担を最小限にしながらケアすることができます。
※ヨクイニンの効果には個人差があります。症状の広がりや程度によっては、皮膚科への受診をご提案する場合もあります。まずは診察にてご相談ください。
ニキビは早めの治療が大切です

ニキビは一時的な肌荒れではなく、治療の必要がある皮膚の病気です。放置したり、自分で潰したりすると、赤みや色素沈着、凹凸のあるニキビ跡が残ることがあります。
当院では、炎症を抑える役割と、毛穴の詰まりを防ぐ役割のくすりを組み合わせ、一人ひとりの肌状態に合わせて治療を進めます。
受診前に知っておいてほしいこと
準備するものはありません
初回受診時に特別な準備は不要です。現在お使いの保湿剤や石けんがあれば参考になりますのでお持ちください。
「何から始めればいいかわからない」という段階からでも、いっしょに考えます。
次のステップをその場で決めます
「次はいつ来ればいい?」「悪くなったらすぐ来てもいい?」
──受診後の不安が残らないよう、次の受診の目安をその場でお伝えするようにしています。
よくあるご質問
はい、お薬も含めて保険診療で対応しております。
新生児・乳児からお受けしています。
「生後まもなくから肌がかさかさしている」「大きくなってもなかなか治らない」という場合も、お気軽にご相談ください。
はじめての受診でも大丈夫です。スキンケアのご相談だけでもお気軽に受診してください。
はい、問題ありません。
現在の治療内容をお聞きしながら、日常のスキンケアサポートという形でお手伝いします。
まずはお気軽にご相談ください
肌のお悩みは、一度受診して終わりではなく、継続的なケアが大切です。
「大したことないかな」と思っていても、早めにご相談いただくことで、悪化を防げることがあります。
どうぞ遠慮なく声をかけてください。






