赤ちゃんの便秘から、思春期のお子さんの便秘まで

便秘外来

「便秘で小児科に行っていいの?」と、もしためらっていたら、ぜひ来てください。
便秘は、早めにきちんと対処することで、お子さんの日々の快適さが大きく変わります。

こんなお悩みはありませんか?

ひとつでも思い当たる場合は、受診をお勧めします。「便秘ぐらいで……」と遠慮しないでください。
便秘は早い段階で正しく対処するほど、改善が早くなります。

便秘は、「なんとなく様子を見る」より早めの受診を

便秘は、「なんとなく様子を見る」より早めの受診を

「いつかは出るだろう」と様子を見ているうちに、便秘が慢性化してしまうケースがあります。
慢性化した便秘は、腸が便を溜め込むことに慣れてしまい、自力で出す力がさらに落ちていくという悪循環が起きます。

また、乳幼児の便秘は授乳・離乳食のタイミング、思春期の便秘は生活リズムや精神的なストレスが影響していることも多く、年齢によって対処法が変わります。
「ただ薬を飲ませれば解決」ではなく、お子さんの年齢と状態に合わせた指導が必要です。

こんな場合は、すぐにご相談ください

年齢によって違う、
便秘の原因と対処法

「便秘」といっても、赤ちゃんと思春期のお子さんでは、原因も対処法もまったく異なります。当院では、それぞれの年齢に応じた指導を行っています。

赤ちゃん・乳幼児(0〜3歳) 思春期(小学校高学年〜中学生)
  • 授乳量・ミルクの種類による水分不足
  • 離乳食への移行期にうまく出せなくなる
  • 腹筋がまだ弱く、いきむ力が不足
  • 肛門周囲の裂傷で痛みから出すのを我慢
  • 稀に先天性の腸の問題が原因のことも
  • 食生活の乱れ・食物繊維不足
  • 朝食を抜くなど生活リズムの乱れ
  • 我慢グセ(学校でトイレに行けない)
  • ストレス・緊張による腸の動きの低下
  • 女性ホルモンの変化(月経前後に悪化)

「うちの子は小さいから仕方ない」「もう中学生だし小児科には……」と感じる方も多いですが、
当院では0歳から便秘などのおなかの症状に対応しており、中学生のお子さんの相談にも日常的に来院されています。

ペンギンこどもクリニックの便秘診療

当院での便秘診療は、「薬を出して終わり」ではありません。
なぜ便秘が起きているのかを一緒に考え、日常の中でできる改善方法をお伝えしながら、継続してフォローしていきます。

POINT1正確な問診・診察

いつから・どのくらいの頻度で出ているか、便の形や硬さなど、細かくお話を聞きます。「 便の日記 をつけてきてください」とお願いすることもあります。記録があると診察がより正確になります。

正確な問診・診察

POINT2年齢・状態に合わせた
薬の処方

便秘治療で最も重要なことのひとつは、「適切な薬をきちんと続けること」です。「薬に頼るのはよくない」と思われる方も多いですが、腸が正しいリズムを取り戻すまでの間、薬でサポートすることは大切な治療です。

乳幼児から使えるもの、成長に合わせたもの、飲みやすい剤形など、お子さんの年齢と状態に合った薬を選んでいきます。

年齢・状態に合わせた薬の処方

POINT3継続した経過観察

便秘は、一度改善しても再発しやすい症状です。「出るようになった」だけで終わりにせず、腸が自力で動けるようになるまでしっかり経過を見ていきます。
自己判断で治療をやめず、必ず診察の中でご相談ください

通院の頻度は状態に応じて調整しますし、お薬も減らしていきます。

継続した経過観察

便秘のお薬と記録について知っておいてほしいこと

1.便秘薬は便通を整えるためのもの

便秘薬は、便秘を「治す」ものではなく、便通を整えながら「コントロール」していくためのお薬です。
当院では、長期間内服してもクセになりにくいとされるタイプを中心に、お子さんの便の状態を見ながら量を調整します。
「良くなった」と感じた場合も、やめるタイミングや減らし方は診察の中でご相談ください。

2. 「便の日記」でお子さんに合った調整を

上手にコントロールするためには、排便の回数や便の状態を記録しておくことがとても役立ちます。
「便の日記」をつけていただくと、お子さんに合った調整がしやすくなります。

思春期のお子さんと
そのご家族へ

「もう中学生だし、便秘ぐらい自分でどうにかしなきゃ」と思っているお子さんも多いかもしれません。でも、思春期の便秘は放っておくとどんどん慢性化しやすく、大人になってからも長く困り続けるケースがあります。

当院では、中学生のお子さんも含めて、思春期の便秘に対応しています。恥ずかしい気持ちに寄り添いながら、お子さんが話しやすい雰囲気でお話を聞きます。

思春期のお子さんとそのご家族へ

よくあるご質問

回数だけでは判断できませんが、「いきんで泣く」「出た便が硬い」「機嫌が悪い」などの様子があれば受診をおすすめします。母乳育児の場合は元々回数が少ないことが多いですが、気になることは気軽にご相談ください。

繰り返しの使用は、自力で排便する力が育ちにくくなる場合があります。定期的な使用が続いているようであれば、一度受診して根本から対処することをおすすめします。

状態によって異なりますが、慢性的な便秘は数週間〜数ヶ月かけてゆっくり改善していくことが多いです。「出るようになった」段階で急に薬をやめると再発しやすいため、しっかりと経過を見ながら進めていきます。

お気持ちはよくわかります。ただ、便秘が慢性化している場合は、薬で腸を正常なリズムに戻すことが回復への近道になります。必要最小限の量・期間になるよう調整しながら進めますので、気になることはどうぞ遠慮なくご相談ください。

はい、もちろん対応しています。当院では思春期のお子さんの便秘相談にも日常的に対応しています。