坐薬の使い方のポイント

こんばんは、院長の村上です。
当院で処方している薬の多くは粉の飲み薬です。
しかし熱や吐き気がある時は、飲み薬が飲めない子も多く、とくに解熱剤や吐き気止め、けいれん予防等は坐薬で処方することが多いです。
このように子どもの治療において非常に重要な坐薬ですが、使用する上でいくつかポイントがあります。
今回はこれらの坐薬の使い方のポイントについてご紹介したいと思います。

・坐薬は冷蔵庫で保存しておきましょう。

・お子さんの体重によっては、坐薬の半分とか3/4を入れてくださいという指示があることがあります。その場合は袋に入ったままカッターナイフで切ると上手く切れます。

・うまく入らないときは、坐薬かお尻の穴にオリーブオイル等を塗っておくとスムーズに入ります。

・けいれん予防と解熱剤の坐薬を両方使いたいときは、先にけいれん予防の坐薬を入れて、30分以上たってから解熱剤の坐薬をいれましょう。

・坐薬をいれてすぐにうんちが出てしまった場合はもう一度同じ薬をいれてもOKです。15分以上たってうんちが出てしまった場合は、薬はかなり吸収されているのでもう一度いれる必要はありません。

以上坐薬使用のポイントについて簡単にまとめました。
ご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。

ペンギン先生
ペンギン先生
坐薬は冷蔵庫に入れてね
坐薬を切るときは、袋にいれたまま切ろう
15分以上たてば、うんちが出ても大丈夫だよ

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