こんにちは
看護師の加古です。
だんだん虫が増えてくる季節になってきました。
子どもの場合、蚊に刺されたあとにすごく腫れてしまったり、刺されたところを掻きむしってしまって「とびひ」になってしまうことがよくあります。
外遊びをするときは必ず虫よけスプレーを使いましょう。
一口に虫除けスプレーと言っても成分や濃度が違い、それぞれメリットやデメリットがあります。
今回は子供向けの虫よけスプレーの選び方について紹介させていただきます。
●虫よけスプレーの成分 虫除けスプレーの主な成分は、大きく「ディート」と「イカリジン」に分けられます。 一般的にイカリジンはディートよりも虫よけ効果のある虫の種類は少ないですが、子供への使用制限がなく赤ちゃんにも使いやすい薬です。 子どもにディートを使用しる場合は、塗る回数に注意が必要です。 ・6か月未満の乳児には使用しない ・6か月以上2歳未満は1日1回 ・2歳以上12歳未満は1日1~3回 (2005年 厚生労働省医薬食品局) 野山や河川など虫の多い場所に行く場合はディート、そうでない場合はイカリジンの虫よけスプレーを使うといったように使い分けるのも一つの方法です。
●使用する際の注意点
・肌が弱くデリケートな子には、ディートやイカリジンの配合量がなるべく少ないものを選び、使用回数も減らしましょう
・子どもに虫よけスプレーを使用する場合は自分で使用させず、大人が塗ってあげるようにしましょう。一度保護者の手に取ってから塗ってあげると良いです。
・小さなこどもの手には塗らないようにしましょう(手を口に入れてしまう恐れがあります)
・虫よけスプレーに配合されたアルコール成分も肌に刺激になるので注意しましょう。
ご不明な点があればいつでもご相談ください。
ディートとイカリジンがよく使われる虫除けだよ!
状況で使い分けてね。
状況で使い分けてね。