こんばんは、院長の村上です。
今回は1歳から接種が始まる「水痘(水ぼうそう)ワクチン」について、予防できる感染症やワクチンの効果、接種時期などについてご紹介します。
・水痘とは 水痘・帯状疱疹ウイルスが原因となっておこるウイルス感染症の一種です。 発熱と全身に水疱(水膨れ)ができるのが特徴的な症状です(くわしくはこちら)。
・ワクチンの効果
ワクチン接種1回で約80%の人が免疫を獲得し、2回接種で約90%免疫を獲得できます。
・接種時期
水痘ワクチンの定期接種の対象年齢は、生後1歳から3歳未満になります。
この時期を過ぎると任意接種で接種は可能です。
標準的には1歳を過ぎたらなるべく早めに1回目を接種し、その後6-12か月後に2回目の接種を行います。
・緊急予防接種について
これまでに水痘にかかったことがなく予防接種も打っていないお子さんが、水痘の患者さんと接触した場合、72時間以内であればワクチン接種(緊急ワクチン接種)で発症を防げる可能性があります。
ご不明な点があればお気軽にご相談ください。
ペンギン先生
水ぼうそうを予防するためのワクチンだよ。
1歳になったら忘れずに接種しよう。
1歳になったら忘れずに接種しよう。