滲出性中耳炎について

こんばんは、院長の村上です。

皆さんは「滲出性(しんしゅつせい)中耳炎」という病気をご存知ですか?
耳の奥に水が溜まって、耳の奥がぼーっとしたり、聞こえづらくなったりする病気です。
私も小学生くらいのときに滲出性中耳炎にかかり、耳鼻科で鼓膜に穴をあけてもらった記憶があります。
今回はそんな滲出性中耳炎について簡単にご紹介させていただきます。

・滲出性中耳炎とは?

滲出性中耳炎とは、耳の奥の中耳に水が溜まってしまう病気です。
耳の奥とのどの奥を繋ぐ「耳管」という管がつまってしまったり、急性中耳炎が治りきらなかったりした時に、この病気になることが多いです。
・症状は?

急性中耳炎と違って痛みはそれほどひどくないことが多いです。
耳が聞こえにくい、耳の奥がぼーっとする感じがするなどの症状がよくみられます。
・治療は?

水を排出しやすくする薬を使ったり、耳管の通りが良くなるような処置をします。
なかなかよくならない時には、鼓膜切開や鼓膜にチューブを留置する処置が必要になることもあります。

耳鼻科の先生が専門になるので、疑わしい時は耳鼻科の先生にご紹介させていただきます。

ご不明な点があればお気軽にご相談ください。

ペンギン先生
ペンギン先生
耳の中に水がたまる病気だよ。
耳の奥がぼーっとしたり、聞こえづらくなったりするよ。

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