1歳をすぎてもミルクばかりで離乳食を食べてくれません。

こんばんは、院長の村上です。

1歳を過ぎると、離乳食もそろそろ完了が近づいて、赤ちゃんに必要な栄養のほとんどを離乳食から取るようになってきます。
しかしこの時期になってもミルクや母乳がすごく好きで、あんまり離乳食を食べない赤ちゃんも時々います。

体重が基準範囲内で増えてきていて発達も問題ないようであれば、ミルクや母乳を続けながら少しずつ離乳食を食べていくという生活で経過をみてもよいと思います。
この際リズムを作っていくためにも食べても食べなくても必ず1日3回離乳食をあげるようにしましょう。
焦らず気長にやっていくことが大事です。

ただしこの時期になると、赤ちゃんの体がだいぶ大きくなってきているため、ミルクや母乳だけでは鉄分が不足して貧血を起こすことがあります。
まぶたの裏や爪などが白っぽくなったり、なんとなく元気がなくなったりすることが多いです。

離乳食をしっかり食べれていなくてこのような症状がある時は貧血の疑いがあるため、一度受診していただくのが良いと思います。

ご不明な点があればお気軽にご相談ください。

ペンギン先生
ペンギン先生
体重や発達に問題がなければ、焦らず様子をみよう。
貧血には注意してね。

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