こんばんは、院長の村上です。
予防接種の副反応として熱がでることがあります。
そのため熱性けいれんを起こしたことがあるお子さんは、ワクチン後の発熱で熱性けいれんを起こす可能性があります。
そのため以前は半年~1年くらい経過をみてからワクチンを打つことがありました。
しかし現在では
「予防接種の副反応による発熱で熱性けいれんを起こすリスクより、ワクチンで予防できるはずだった感染症の熱で熱性けいれんを起こすリスクのほうが高い」
という考え方で、熱性けいれんを起こしたことがあるお子さんにも積極的にワクチン接種を行っていく流れになっています。
具体的には初回の熱性けいれんから2-3か月経過をみて問題ないようであれば、ワクチン接種を積極的に行っていくようにしています。
また、てんかんのお子さんも発熱でけいれんが誘発されやすいことから、ワクチン接種を遅らせることがよくありましたが、熱性けいれんのお子さんと同様の考え方で病状が安定していたらワクチン接種を行っております。
ご不明な点があればお気軽にご相談ください。
ペンギン先生
ワクチンで予防できる感染症をきちんと予防するため、初回の熱性けいれんから2-3か月経過をみて、大丈夫そうならワクチン接種を行ってるよ。