こんばんは、院長の村上です。
「もともと毎日うんちが出ていたのに、離乳食を始めたら便秘になりました」
という相談をお母さんから受けることが時々あります。
今回は離乳食とうんちの関係について簡単にご紹介します。
離乳食を始める5-6か月ごろは、ミルクや母乳から離乳食に少しずつシフトしていく時期です。唾液の量が増えるなど体の方も固形物を受け入れる準備を少しずつ進めています。
そうはいっても腸の機能もまだまだ未発達であるため、いろいろトラブルを起こしてしまう子も多いです。
一時的に水分が少なめになるため便秘気味になったり、逆に腸が良く動くのか下痢気味になったりします。
とはいえ、いずれ赤ちゃんは母乳を卒業して、普通のごはんを食べるようになっていかないといけません。
離乳食はそのための練習期間のようなものなので、便秘のために中断してしまうことはあまりよくありません。
うんちが出るのが、2-3日おきでも「お腹が張ってしまう」「うんちがすごく固くて赤ちゃんがいきんで苦しそうにする」「肛門が切れてしまう」等の症状がなければ、様子をみても大丈夫です。
便秘がひどいときは、一時的に便秘の薬を飲んだほうが良いこともあります。
ご不明な点があればお気軽にご相談ください。
ペンギン先生
離乳食を始めると便秘や下痢になることはよくあるよ。
便秘がひどいときは相談してね!
便秘がひどいときは相談してね!