こどもの熱の測り方のポイント

こんばんは、院長の村上です。

だんだんと寒くなってきて、熱を出す子が増えてくる季節です。
今回は「家庭でのお熱の測り方のポイント」についてご紹介したいと思います。

・わきの下で測りましょう

正確に体温を測るにはわきの下が一番です。
汗をかいていると正確に測れないため、測る前にしっかり汗を拭いてあげましょう。

最近は、耳や額で1秒くらいで体温が測れる便利な体温計がたくさん発売されています。
かくゆう私も、ふだん娘の体温を測るのに耳で測れるタイプのものを使用しています。
これらの体温計はだいたい正しく体温が測れますが、本当は熱があるのに平熱と判定されてしまうことがあります。
そのため耳や額で測る体温計で平熱と測定されても、「顔が赤い」「触ると熱い」「元気がない」などの症状がある場合は、必ずわきの下で測り直すことが大事です。
実際に、耳で測ると36℃台でも、わきの下で測り直すと38℃台の熱があったケースもありました。
・熱を記録しましょう

熱の子どもを診療する際には、「最高何度まで熱が上がったか?」も重要ですが
それ以上に「どれくらいの期間、熱が続いているのか?」がとても重要です。

また、「一日中熱が出ているのか?」、それとも「夜だけ熱が出ているのか?」等、熱の推移(熱型)を確認するのも非常に大事です。

できれば朝・昼・晩の3回は熱を測りましょう。
正しい診断につながります。

ご不明な点があればお気軽にご相談ください。

ペンギン先生
ペンギン先生
体温はわきの下で測ろう。
熱があるときは、朝・昼・晩の3回は熱を測って、記録しておくと良いよ。

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