赤ちゃんがミルクを飲んだ後になかなかげっぷをしないのですが・・・

こんばんは、院長の村上です。

「赤ちゃんがミルクを飲んだ後になかなかゲップをしないのですが、どれくらい頑張ってトントンしたほうがよいですか？」

という質問をお母さんからされることが時々あります。
今回は哺乳後のゲップについて簡単にご紹介したいと思います。

一般的に赤ちゃんは、ミルクや母乳を飲んだときに、一緒に空気を飲み込んでしまいます。そのため、どの育児本を読んでも、哺乳のあとは背中を叩いてゲップを出してあげましょうと書いてあります。

ですが飲み込む空気の量には個人差があり、中にはあんまり空気を飲まない子もいます。
なかなかげっぷが出ないからと言って、ずっとトントンするのもお母さんの負担になってしまいます。
５－１０分くらいトントンしてげっぷしないようであれば、寝かせてしまっても良いと思います。

１日１－２回くらいゲポッと吐いてしまっても、体重がきちんと増えていれば大丈夫です。
ただし毎回毎回吐くようであれば、げっぷだけの問題でない可能性もあるので、お早めにご相談ください。

ペンギン先生

5-10分背中をトントンしてゲップが出なければ、寝かせてしまって大丈夫だよ。
１日数回の嘔吐なら、体重が増えていればOK！