痛くないインフルエンザ検査(nodoca)について

こんにちは院長の村上です。

当院では、よりお子さんの負担を軽くし、迅速で正確なインフルエンザ診断を行うために、AIを活用したインフルエンザ検査機器「nodoca(ノドカ)」を導入しています。
今回はそのnodocaについてご案内させていただきます。

◯nodocaとは?

「nodoca」は、のど(咽頭)を専用カメラで撮影し、その画像をAIが解析して、インフルエンザの可能性を判定する機械です。
従来のように鼻に綿棒を入れる必要がなく、痛みがほとんどありません。数分で結果がわかる、新しいタイプの非接触型インフルエンザ検査です。
◯検査のタイミングについて

一般的な迅速検査では、発熱から半日〜1日ほど経過しないと正確な結果が得にくいとされています。
一方、nodocaは発熱直後でも信頼性の高い結果を得ることができます。
そのため、発熱してすぐの受診でもインフルエンザ感染の可能性を早期に確認できます。
◯検査の対象となる方

6歳以上で、自分で大きく口を開けられるお子さんが対象です。
実際に検査を行えるかどうかは、診察時に医師が状態を確認して判断します(のどの腫れや咳、協力度などにより実施が難しい場合もあります)
◯検査時の注意点

痛みはありませんが、のどを奥まで観察するため、まれに「オエッ」と反射的に吐き気を感じる(嘔吐する)ことがあります。
検査中はできるだけリラックスして、スタッフの指示にしたがってください。
◯新型コロナとの同時検査について

「nodoca」はインフルエンザ専用の検査機器です。新型コロナウイルスの検査は同時にはできません。
インフルエンザと新型コロナの両方を調べたい場合は、従来どおりの迅速検査で検査を行います。
◯nodocaでの検査後について

nodocaでインフルエンザが陰性だった場合、翌日以降に追加で従来のインフルエンザ検査(迅速検査)は行えません。
(検査制度の規定上、同一発熱エピソードでの再検査は実施できません)

発熱や症状の経過により再診が必要な場合は、医師が診察時に対応を検討します。
◯nodoca検査のメリット

・鼻に綿棒を入れる必要がないため、痛みや不快感が少ない
・発熱直後からでも信頼できる検査結果が得られる

検査をご希望される方は通常のweb問診の最後に出てくる、「nodoca検査を希望しますか?」の問診で「はい」を選択いただき、nodoca検査の問診を入力してください。

ご不明な点はお気軽にご相談ください

ペンギン先生
ペンギン先生
AIを使った痛くないインフルエンザの検査だよ!

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